あなたは、今悩んでいることはありますか?
とてもつらい状況なのでしょうか?
もしも、あなたがいろいろ悩んで、行動できない人は、
この本をぜひ読んでみてください。
今回はこの本を紹介していきます。
Contents
あなたの悩みを解決するには|「道は開ける」は人生のバイブル
「道は開ける」は、とても有名な本なので、書名を知っている人も多いと思います。
この本を実際に読んだ人もいるかもしれません。
まず、結論を先に言います。
自分の感想としては、もっと、早く読んでおけばよかったと考えました。
本当に人生で苦しかった時に読めばよかったと思いました。
今、人生で苦しんでいる人、辛い思いをしている人に
ぜひ読んで欲しいです。
できれば何回も何回も読み返して欲しいと思える本です。
この本でいいたいことは何かと言えば、
「自分でどうにもならないことを思い悩むな。
不安の原因を知って分析し、決断して行動しろ」ということです。
私が一番感銘を受けた文章は、12章の「今日だけは」という一節です。
もとは、シビル・F・バードリッジという人が書いた文章ですが、それを引用します。
今日だけはと考えて行動しよう
1 今日だけは、幸福でいよう。リンカーンは「大抵の人々は、自分で決心した程度だけの幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。
幸福は内部から生じる。外部の事柄ではない。
2 今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを順応させることは控えよう。
自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。
3 今日だけは、身体に気をつけよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。
肉体を酷使したり、軽視することは慎もう。そうすれば、身体はいのままに動く完全な機械になるだろう。
4 今日だけは、自分の精神を鍛えよう。何か有益なことを学び取ろう。精神的な無精者にはなるまい。
努力と思考と集中力を必要とする何かを読もう。
5 今日だけは、3つの方法で魂を訓練しよう。だれかに親切をほどこし、気づかれないようにしよう。
ウィリアム・ジェームズが教えているように、修養のために少なくとも2つは自分のしたくないことをしよう。
6 今日だけは、愛想よくしよう。できる限り晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話し、礼儀正しく振舞い、
惜しげなく人をほめよう。他人の批判やアラ探しを慎み、他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。
7 今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。
一生のあいだ続けるとしたら、いや気のさすような問題でも、12時間ならば我慢できる。
8 今日だけは、一日の計画を立てよう。処理すべき仕事を1時間ごとに書き出そう。
予定通りにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。
そうすれば2つの悪癖-拙速と優柔不断と縁が切れるかもしれない。
9 今日だけは、たった一人で静かにくつろぐ時間を30分だけ生み出そう。この時間を使って、
時には神について考えよう。人生に対する正しい認識が得られるかもしれない。
10 今日だけは、恐れないようにしよう。特に幸福となつことを恐れたり、美しいものを楽しむのを恐れたり、
愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。
まとめ
人は誰でも悩みがあるものです。
自分自身で不安になり、おびえていては悩みは解決しません。
自分の今の状況を分析して、決断し実行すること。
それが悩みから抜け出す方法です。
まず、一歩踏み出しましょう。
姉妹本のこちらも有名です。
人を動かす
他の著者の本も参考に挙げておきます。
心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」
音声版もあります。
新訳 道は開ける
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