こんにちは、今回は2020本格ミステリ・ベスト10国内編を紹介します。
では、さっそくいってみましょう。
Contents
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編1位
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、
心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。
彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。
しかし、そこに証拠能力はなく、
香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、
事件に立ち向かわなくてはならない。
一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。
一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、
それは翡翠の力のみ。
だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編2位
その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。
人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。
彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に
「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。
外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、
予言が成就するがごとく一人が死に、
閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。
さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。
ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編3位
山中に隠棲した文豪に会うため、高松の合宿をぬけ出した僕と友人の葛城は、
落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。
だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。
葛城は真相を推理しようとするが、住人と他の避難者は脱出を優先するべきだと語り―。
タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編4位
維新に揺れる明治の京。奇怪な謎に挑むのは、
尾張出身の若き武士と初代司法卿江藤新平。
死刑執行当日、なぜ囚人は毒殺されたのか?
第12回ミステリーズ!新人賞受賞作「監獄舎の殺人」
に連なる時代本格推理、堂々登場。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編5位
覆面作家・天城菖蒲(あまき・あやめ)から、
絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。
しかし館に招待主の姿はなく、
食堂には不気味な泥人形が並べられていた。
それは十年前に大量死したミクロネシアの先住民族・奔拇族が儀式に用いた
「ザビ人形」だった。不穏な空気が漂う中、
五人全員がある一人の女性と関わりがあることが判明する。
九年前に不可解な死を遂げた彼女にかかわる人間が、
なぜ今になってこの島に集められたのか。
やがて作家たちは次々と奇怪な死を遂げ、
そして誰もいなくなったとき、本当の「事件」の幕が開く。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編6位
トランクルームの密室。白い粉が舞い散る殺人現場。
足跡なき泥濘の逃亡者。
案内板に磔にされた首のない死体。南美希風が、
奇跡を偽装した不可能犯罪の数々に挑む!
そこには、神々しいまでの犯行計画と、
どうしようもなく俗な人間の本性があった──。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編7位
瀕死の妻のために謎の声に従い、
2018年から1960年にタイムトラベルした主人公・加茂。
妻の祖先・竜泉家の人々が殺害され、
後に起こった土砂崩れで一族のほとんどが亡くなった
「死野の惨劇」の真相を解明することが、
彼女の命を救うことに繋がるという。
タイムリミットは、土砂崩れがすべてを呑み込むまでの四日間。
閉ざされた館の中で起こる不可能犯罪の真犯人を暴き、
加茂は2018年に戻ることができるのか!?
“令和のアルフレッド・ベスター”による、
SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第29回鮎川哲也賞受賞作。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編8位
瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、
かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。
彼女の死から二十年後、“霊魂六つが冥府へ堕つる”という―。
天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、
宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、幼馴染のひとりが遺体となって発見される。
しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。
不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。
祖母の死の真相を突き止めに来たという彼女の本当の目的とは…。
あなたは、真実に気づくことができるか―。
比嘉姉妹シリーズ著者初の長編ミステリ。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編9位
昔ばなし、な・の・に、新しい!
鬼退治。桃太郎って……え、そうなの?
大きくなあれ。一寸法師が……ヤバすぎる!
ここ掘れワンワン。埋まっているのは……ええ! ?
「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さんご存じの
《日本昔ばなし》を、密室やアリバイ、
ダイイングメッセージといった
ミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!
「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」
「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の全5編収録。
2020本格ミステリ・ベスト10|国内編10位
函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。
海岸で見つかった遺留品の中には、血糊のついた鷹のブロンズ像。
凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家にあったものだった。
祖父は何かを思い出したかのように、芭蕉の短冊額を全部持って来させると、
自らは二月ほど前に受け取った脅迫文を取り出した。
三女の遺体が見つかっても、犯人の手掛かりは得られないまま、
事件は新たな展開をみせる――。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、2020本格ミステリ・ベスト10|国内編をまとめて、
紹介しました。
本格ミステリが好きな人はぜひ、チェックしてみてください。
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