今回は「このミステリーがすごい!2023」の、
国内編ランキング1位から10位までを紹介します。
Contents
このミステリーがすごい!2023国内編
このミステリーがすごい!2023国内編1位
東京、炎上。正義は、守れるのか。
些細な傷害事件で、中年男が野方署に連行された。
男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。
さらに男は告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止められるのか。
このミステリーがすごい!2023国内編2位
病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。
戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、
次々と不審な死に遭遇。
奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか?
このミステリーがすごい!2023国内編3位
大阪の場末のマンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。
金銭の貸し借りや異性関係のトラブルで、容疑者が浮上する。
「俺が名探偵の役目を果たせるかどうか、今回は怪しい」
火村を追い詰めた、不気味なジョーカーの存在とは。
コロナ禍を生きる火村と推理作家アリスが、
直面した夕景は、佳き日の終わりか、明日への希望か。
このミステリーがすごい!2023国内編4位
9人のうち、死んでもいいのは、死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と、山奥の地下建築を訪れた柊一は、
偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で一夜を過ごす。
翌日明け方、地震になり、岩で扉がふさがれる。
そして地盤に異変が起き、水が流入した。
すぐに地下建築は水没する。
そんな時、殺人が起こる。
だれか一人を犠牲にすれば脱出可能。
犠牲者は、犯人がなるべき。犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットは1週間。
それまでに、僕らは殺人犯を見つける必要がある。
このミステリーがすごい!2023国内編5位
1945年、東京。大物極道である父の死で、
その「代行」役となることを余儀なくされた綾女。
大物議員が巡らす罠。GHQの暗躍。覇権を目論む極道者たち。
鮮血に彩られた謀略と闘争の遍歴は、
戦後日本の闇をも呑み込む終局へと突き進む。
このミステリーがすごい!2023国内編6位
鹿児島県の小学校に、爆破予告が入る。
急行した爆発物処理班の駒沢と宇原が目にしたのは黒い箱。
処理を無事終えたと安心した刹那、爆発が起き駒沢は大けがを負う。
さらに鹿児島市の繁華街にあるホテルで酸素カプセルにも爆弾を設置したとの連絡が入った。
カプセルの中には睡眠中の官僚がいて、カバーを開ければ即爆発するという。
同時刻、同じ爆弾が沖縄の米軍基地に仕掛けられていることがわかる。
他に、日本推理作家協会賞短編部門候補「くぎ」、「ジェリーウォーカー」
「シヴィルライツ」「猿人マグラ」「スマイル・ヘッズ」「ボイルド・オクトパス」「九三式」を収録。
このミステリーがすごい!2023国内編7位
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、
突如として奪われた。
急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。
自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。
「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、
イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意。
母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐を誓う。
同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、
やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へ。
セラフィマが目にした“真の敵”とは?
このミステリーがすごい!2023国内編8位
大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場。
戦下の昭和十八年、陸軍軍人の娘・中久世美禰子は、
婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁ぐ。
夫・多一郎は軍医として出征し、美禰子は新婚早々、
一癖も二癖もある大鞠家の人々と同居する。
彼女は一族を襲う惨劇に巻きこまれる。
大阪大空襲前夜に起きる怪異と驚愕の連続を描く長編ミステリ。
このミステリーがすごい!2023国内編9位
「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に同行し、通訳として満洲に渡った細川。
ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。
叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。
地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野。
奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。
「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。
ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、
満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。
このミステリーがすごい!2023国内編10位
同一犯か? 模倣犯か?
群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で、
相次いで女性の死体が発見。
10年前の未解決連続殺人事件と似た手口が、街を凍らせる。
かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。
娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。
若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者。
十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか。
まとめ
いかがでしょうか?
読みたい本はありましたか?
興味があればぜひ読んでみてください。
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