年末になるとミステリが読みたいと思う人も多いですね。
今年も恒例のミステリマガジン2021年1月号特集
「ミステリが読みたい!」ミステリランキングが発表されました。
今回は海外版のベスト10を紹介します。
Contents
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 1位
実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。
現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182″。
被害者が殺される直前に残した謎の言葉。
脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、
ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンから、
再び奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて――。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 2位
1663年、クロムウェルが没してのち、
王政復古によりチャールズ二世の統べるイングランド。
医学を学ぶヴェネツィア人のコーラは、
訪れたオックスフォードで、大学教師の毒殺事件に遭遇する。
誰が被害者の酒に砒素を混入させたのか?
犯人は貧しい雑役婦で、怨恨が動機の単純な殺人事件と目されたが──。
衝撃的な結末の第一部に続き、
その事件を別の人物が語る第二部の幕が開き、
物語はまったく異なる様相を呈していく──。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 3位
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。
人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、
カイアはたったひとりで生きなければならなかった。
読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、
彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、
彼女は生き物が自然のままに生きる
「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。
しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……
みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、
物語は予想を超える結末へ──。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 4位
コロンビア。
子どもですら200ドルのために殺し屋になりたがる社会の暗部に、
麻薬取締局に雇われた男が潜入していた。
任務は麻薬犯罪ゲリラPRCの情報を米国に提供すること。
しかし特殊部隊を率いる米国下院議長がPRCに拉致されたとき、
事態は思いもよらぬ急変を遂げる。
潜入捜査員の命運はストックホルム市警のグレーンス警部に託された。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 5位
冷戦下のアメリカ。ロシア移民の娘であるイリーナは、
CIAにタイピストとして雇われるが、
実はスパイの才能を見こまれており、
訓練を受けてある特殊作戦に抜擢される。
その作戦の目的は、反体制的だと見なされ、
共産圏で禁書となっているボリス・パステルナークの小説
『ドクトル・ジバゴ』をソ連国民の手に渡し、
言論統制や検閲で迫害をおこなっているソ連の現状を知らしめることだった。
──そう、文学の力で人々の意識を、そして世界を変えるのだ。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 6位
アクランド英国軍中尉はイラクで爆弾によって頭に重傷を負い、
片目を喪失する。
病院での彼は他人に触れられると暴力的になり、
看護師たちを戸惑わせていた。退院後、彼はロンドンに住み始める。
だがアクランドともめた高齢の男がその後に何者かに襲われ、
彼は警察に拘束される。
近隣では、3人の独り暮らしの男性が殴殺される連続殺人が起きていた。
アクランドはその事件にも関係しているのか――?
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 7位
イギリス秘密情報部(SIS)のベテラン情報部員ナットは、
ロシア関連の作戦遂行で成果をあげてきたが、
引退の時期が迫っていた。
折しもイギリス国内はEU離脱で混乱し、
ロシア情報部の脅威も増していた。
彼は対ロシア活動を行なう部署の再建を打診され、
やむなく承諾する。
そこは、スパイの吹きだまりのようなところだった。
ナットは、新興財閥(オリガルヒ)の怪しい資金の流れを探る作戦を進めるかたわら、
趣味のバドミントンで、一人の若者と親しくなっていく。
ほどなく、あるロシア人亡命者から緊急の連絡が入った。
その人物の情報によると、
ロシアの大物スパイがイギリスで活動を始めるようだ。
やがて情報部は大がかりな作戦を決行する。
そして、ナットは重大な決断を下すことに。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 8位
酒を飲んで運転し、
自損事故で下半身の自由を失ったフィンは、
心機一転、ニュージーランド最南端の町へ引っ越す。
住居は人里離れたコテージで、
26年前にその家に住んでいた少女が失踪していた。
彼女が消えてから6週間後、
不気味な三兄弟が住む隣のゾイル家の土地から、
骨の一部が発見された。
住人は逮捕されたが結局未解決となっていた。
ゾイル家の関わりは明らかなのに証拠がない場合、どうすれば?
事件を詳しく調べ始めるフィン。だが5か月後、
彼は三兄弟に命を狙われ。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 9位
身に覚えのない罪を着せられて、ニューヨーク市警を馘になった刑事。十年後、私立探偵となった彼は、かつての自分と同じように冤罪で苦しむジャーナリストの事件を引き受ける。一方、自身の事件についても新たな事実が浮上する。
ミステリが読みたい!ベストランキング10海外編 10位
15歳の少女3人の連続失踪事件を追うベリエル。
目撃の通報を受けて急行するも、3度とも現場はもぬけの殻で、
彼は苛立ちを募らせていた。
事を荒立てたくない上司の警告をよそに、
殺人事件だと確信し捜査に執念を見せるベリエルはやがて、
それぞれの現場写真に映る不審な女に目をつける。
緊迫の攻防、息を呑む逆転劇、衝撃の真相。
まとめ
いかがでしたか?
どれも面白そうですね。
興味があればぜひ、購入してみてください。
年末年始にミステリをじっくり読むのもいいですね。
今回紹介したミステリが読みたい!ベストランキング10海外編
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